いのちの花を咲かせよう
日曜日に第3回健康のつどい「いのちの花を咲かせよう」を開催しました。
あいにくの雨天にも関わらず、多くの方たちにお越しいただきました。
私たちの予想を超えた本当に素敵な時間となり、とてもありがたく思いました。
今回、私が感じたことを言葉に残しておこうと思います。
まずは、「人の力」の偉大さを感じました。
今回、たくさんの力をお借りしてこの健康のつどいを開催することができました。
スタッフ用に注文したお弁当の数は55個。
させぼ花みずきコーラスさん、吉田さん、国光さん、弓削田さん、弓削田さんのマネージャーさん、クロレラ工業さん、湧永製薬さん、フェアユングさん、司会のさーやさん、受付やブースでの販売を助けてくれた方たち、当店のスタッフ、みんなで55個!
いつもの当店のスタッフは4人ですが、4人それぞれが自分のするべきことを一生懸命に動いて、みんなの力をまとめて大きく見事に咲かせられたと思います。
させぼ花みずきコーラスさんは、半年前から練習し、弓削田さんの作った「しあわせになぁれ」と「ハナミズキ」を歌われました。
『いのちの花を咲かせよう』というテーマにぴったりで、会場みんなのいのちを応援するように歌ってくださいました。
私は企画の初めから、お店とゆかりのある人たちにも参加してもらい一緒に楽しみたいと考えていました。弓削田さんのコンサートだけでも十分ステキな時間になるはずでしたが、お店とお客様を繋ぐ人たちに参加してもらうと、もっと盛り上がるとワクワクしてました。
30名のコーラスの歌声は、やっぱり『いのちの花を咲かせよう』と優しく温かく励ましてくれました。
その歌声に、私は本当にしあわせに浸りました。
打ち上げでは大盛況を祝い、運営に協力してくれた皆さんとねぎらい語りあいました。
当店の健康のつどいのために集まってくれたご縁で、それぞれが交流し互いに仲良くなっていく場でもあり、それを見るのも嬉しかったです。
最後は、カラオケで「ハナミズキ」を輪になって大合唱し、感極まって泣きそうでした。
1人ではとてもできないことを、いろんな人たちがいろんな形で力を貸してくれ、清々しい笑顔で讃えあえるなんて、本当にすばらしい!
自分の仕事を思い切りやり遂げたあとに、こんなにも嬉しい時間が待ってたなんて!
おかげさまで、今日はしあわせで楽しくて感謝でいっぱいの1日になりました。
多くの方から、参加してよかった楽しかったとのお声をいただきました。
それがまた私を励まし勇気づけてくれました。
ある方から、FBを通して思いがけない感想が届きました。
「【2019年4月14日】
私の人生において今日は
忘れられない大きな日となりました。
こんなにも
元気と涙の出るセミナーは
久しぶりです。…」
私はその文章を拝見し、心が震えました。
こんなにも共感してくれた方がいること。
そしてそれを言葉にして伝えてくれたこと。
それを読んだ陽子さんが涙して喜んだこと。
奇跡のようなこのつながりは、この会を経験できたからこそのご褒美だと思います。
人と人が出会って、嬉しくて、喜び合える幸せを味わいました。
もう一つは、「言葉の力」を実感したこと。
言葉は、想いです。
健康のつどいのテーマ、『いのちの花を咲かせよう』は、ふと頭に浮かんだ言葉です。
満開のハナミズキを堤常仁堂薬局のシンボルにして、私はあんな風にいのちの花を咲かせたいと思うようになったからです。
そして、私はこの薬局をまちの保健室にして、ここに来る人たちのいのちの花を咲かせるための応援をしたいと思います。
私の仕事は人を元気にしてそれをともに喜ぶことだと、はっきりと自覚しました。
想いが言葉になったことで、私は自分のミッションに改めて気づくことができたのです。
「まちの保健室」とは、身近な場所で気軽に立ち寄れる場所、行ってみるとほっとできる らくになる希望、温かくて頼りになる存在、だと感じて欲しいという願いが込められてます。
薬局は薬をもらうところという意識から、元気になれる処というイメージに広げたいと思っています。
食べたものがいのちを作る
元気なからだは血液から
効くと治るは違う
根っこは内臓、土は血液と生活習慣(食、睡眠、呼吸、運動)
始めの挨拶で、まちの保健室が大切にしてる考えをお伝えしました。
それに共感して、同じ意識を持つ方々から感想をいただきました。
丁寧に言葉にして私たちに伝えようと書いてくださってる言葉にまた、私が感動しました。
健康のつどいの数日前に自宅の本棚にあった『置かれたところで咲きなさい』という本を導かれるように手に取り、読み返してました。
そこには
「どうしても咲けない時もあります。そんな時は根を下に下に張るのです。いつか咲く花がより大きく美しいものとなるために。」
と書いてありました。
私はこの言葉に辿り着いたことにほっとしました。
いのちの花を咲かせようと焦るのではなく、いつか咲かせるためにしっかり根っこを張ることが大事だと私に教えてくれました。
そしてそのことを、最後の挨拶で会場の皆さんと共有したいにと思いました。
私にとっての『いのちの花は咲かせよう』は、とても大きなチャレンジでしたが、想いを言葉にして大切に届けながら、それを受け取ってくれた方たちとのやりとりが嬉しくて楽しくて。
それが糧となり、4月14日に会場に大きな花が咲きました。
人の力と言葉の力が、私の心に光と水となり花を咲かせました。
これからも私はハナミズキのようにしっかり根を張り、光と水を求め、神さまに感謝し、明るく花を咲かせる心を持っていたいと思います。
《ふ》