バイオリンク虹フェス・バスツアー
6月2日、お客様とバスに乗ってバイオリンク虹フェス・バスツアーに参加しました。
バイオリンク虹フェスについてご報告します!
バイオリンク虹フェスで最初に講演されたのは、安部司先生。
安部先生は元々は食品添加物の専門商社の敏腕セールスマンだったそうです。
その経験と知識を活かし、今では食品添加物がどういうものなのか、私たちが普段口にしている食品にいかに多くの添加物が入っているのか、食の安全とは何かを実技も加えながら教えてくださいました。
例えば、マーガリン。
水と植物油と乳化剤を混ぜて、バターの香料、黄色い着色料を加えれば出来上がり。
同じような材料に酢酸と増粘剤を加えればマヨネーズ、カロリーハーフならば水を多めにして増粘剤を増す。
更に、香料と着色料を変えれば今度はチョコレートの出来上がり。
化学の実験のような材料で、ものの数十秒で次々に私たちが口にする食品が作られていくのを目の当たりにし、大変衝撃を受けました。
それらの添加物は、毒性試験はされていて安全性は確認されています。
しかしながら、一日摂取許容量と言うものはマウスでの実験から換算された量であり、尚且つ、一種類毎しか試験されていないため、それらが数種類も、また毎日摂取することに対して、なんら安全は確認されていないという事。
私たちが簡単便利安さを求めた結果が今の食品添加物の汎用を生み、食文化の崩壊をもたらしていると言う事実に、自分自身反省の念でいっぱいになりました。
しかしながら、現代の食事で、食品添加物を全く取らないというのは不可能だと思います。だからこそ、私たちはもっともっと自分たちが口にするものに対して、正しい知識を持ち、安全なものを選ぶ目を養わなければいけないと感じました。
次に講演されたTAO塾代表の波多野毅先生は医食農同源とおっしゃいます。
農が誤れば、食が歪み、食が乱れれば身体が病みます。
人は自然の一部であり、それに反した事をするば、必ず報いが訪れる。
今日本人は2人に1人が癌になると言う事実も、食文化の変化がとても大きな影響を及ぼしていると思います。
海外留学経験のある波多野先生ですが、今は海外でも味噌汁や豆腐などの和食文化が注目され、ヘルシー志向のセレブたちにとても人気があるそうです。
日本に古来から伝わる食文化には、何千年もの間子々孫々に受け継がれてきた、いのちを養うパワーが備わっているのだと思います。
お二人の講演を聞いて、私は改めて食といのちの大切さを学びました。
出来る限り手作りをすること、自然なもので出来た食品を選ぶこと、そしてバイオリンクでしっかり解毒をしてあげること。
私たちの命を守り、そして次の世代にしっかりと繋げていくためにも、今一度自分の食生活を見直し、改善していこうと思います。 《陽》